ショパン:ピアノ協奏曲 第2番 第3楽章 ヘ短調

フレデリック・ショパン作曲のピアノ協奏曲第2番ヘ短調 作品21は、1830年に完成された。第2番という番号であるが、第1番よりも先に作られた(現在、ヤン・エキエル編纂の「ナショナル・エディション」では番号は付けられていない)。完成した年の3月17日にワルシャワで、作曲者のピアノ独奏により初演された。

・第3楽章 Allegro vivace ヘ短調~ヘ長調 3/4拍子
コーダを持つロンド形式。ポーランドの代表的な民族舞踊であるマズルカ(特にオベレクの要素が強い)を基になっている。中間部は弦楽器にコル・レーニョ(弓の木の部分で弦を叩く)奏法が指示され、ピアノもユニゾンとなり、より民族的効果を高めている。コーダはヘ長調に転じ、ホルンのファンファーレにより、明るく華やかに終結する。

ピアノ協奏曲第2番 (ショパン) – Wikipedia
作曲家

フレデリック・ショパン(Frederic Chopin)

収録CD
タイトルアーティストイメージ
ショパン:ピアノ協奏曲第1番・第2番クリスチャン・ツィメルマン
ショパン:ピアノ協奏曲第2番、ノクターン辻井伸行(ピアノ)
ウラディーミル・アシュケナージ(指揮)
ベルリン・ドイツ交響楽団(オーケストラ)

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